フォルクスワーゲン車検前に知っておきたい車検の基礎知識
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フォルクスワーゲンの車検費用は、どのくらいかかるのでしょうか。
国産車と比較すると「外車の車検は高い」と言われることが多いですが、その理由や内訳を詳しく知ることで、費用を抑える方法も見えてくるかもしれません。
今回は、フォルクスワーゲンの車検費用の相場や、車検を安く抑えるためのポイントを解説します。
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フォルクスワーゲン車検前に知っておきたい車検の基礎知識

フォルクスワーゲンに限らず、車検費用は大きく「法定費用」と「整備費用」の2つに分けられます。
車検費用のうち、法定費用は文字どおり法で決められているため、どこで受けても価格が変わることはありません。
一方、整備費用は車検を受けるお店などによって金額が異なります。
もし車検費用をできるだけ抑えたいと考えているのであれば、車検を頼む場所を見直すことも一つの手ですね。
次に、車検の基本について解説しながら、フォルクスワーゲンの車検費用について紹介します。
フォルクスワーゲンの車検費用の内訳を徹底解説!何にいくらかかる?

法定費用に含まれるものは、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代の3つで固定されています。
自動車重量税は車の重さによって価格が異なります。
例えば、フォルクスワーゲンの車両重量は1300〜1400kg前後なので、新車の場合36,900円前後。
印紙代は普通自動車の場合2,300円。
自賠責保険は2年分の契約費を払う必要があるので、17,650円。
これらを合計すると、法定費用だけで56,850円ほどかかります。
国産車でフォルクスワーゲンと同様の重量を持つ国産車(フリードなど)も、同じくらいの法定費用となるでしょう。
この金額に加えて、点検や修理にかかる整備費用が発生します。

繰り返しになりますが、整備費用は依頼する店舗や工場によって金額が変わるため、慎重に選ぶことが大切です。
要注意!自賠責保険料は「25カ月契約」になる場合も

自賠責保険料ですが、車検をギリギリのタイミングで受ける場合などは注意が必要です。
というのも、車検の有効期限は夜24時までですが、自賠責保険の有効期限は正午12時まで。
そのため、数時間でも保険未加入の時間が生じる可能性があるのです。
加えて、自賠責保険は日割り単位で加入ができないため、数時間のズレであっても1カ月分追加しなければならないのです。
フォルクスワーゲンの車検費用は高い?輸入車と国産車の違いを比較

フォルクスワーゲンを含む外車(輸入車)は、国産車に比べて車検費用が高くなる傾向があります。
これは、パーツの交換費用が国産車よりも高価な場合が多く、交換の頻度も比較的高いためです。
法定費用は国産車も外車も条件は同じ。
国産だから、外国産だからという理由で法定費用が変動することはありません。
価格が大きく異なる原因は、整備費用にあります。
外車の車検や整備は誰でもできるわけではなく、技術や専門的な知識が必要です。
さらに、パーツ費用も国産車とは大きく異なる場合がほとんど。
そのため外車用のパーツはほとんどが輸入品。やりとりにかかる工数や、送料などが余計にかかるわけです。
求められる専門性やパーツを仕入れる手間などを含め、外車の整備費用は国産車のものと比べて高額になりがちなのです。
法定費用に関しては国産車と変わらないため、車検費用を抑えるには整備費用を見直すことがポイントになります。
フォルクスワーゲンの車検費用相場をチェック!

国産車と比べて、外車(輸入車)であるフォルクスワーゲンの方が車検費用が高くなりがちなことは、ご理解いただけたかと思います。
では、実際にどれくらいの相場なのでしょう?
ここでは車検費用の相場をチェックしていきます。
初回車検の費用相場
フォルクスワーゲンの初回車検(3年目)の場合、費用は約10万円前後が相場です。この金額は、国産車とあまり変わりません。
しかし、2回目(5年目)以降の車検になると交換部品が増えるため、費用が大きく変動します。
例えば、バッテリーやタイミングベルトの交換などを行うと、総額30万ほどの車検費用になることも……。
どれだけ大切に扱っても、2回目以降の車検はどうしても初回よりも高額になることは想定しておくと良いでしょう。
フォルクスワーゲンの車検費用が高くなる理由とは?

フォルクスワーゲンを含む外車は、高速走行時の安定性や高い性能を維持するため、消耗部品の定期的な交換が前提となった造りになっています。
そのため、国産車と比べてメンテナンスコストが高くなることが一般的なのです。
さらに、部品が海外からの輸入品であることも、整備費用全体が高くなる要因となっています。
部品交換は必須?パーツの交換費用が高額になるケース
車検時に必ずパーツ交換をしなければならないわけではありません。
交換しなくても車検に通る状態であれば、交換を見送り費用を抑えることも可能です。
しかし、注意したいのは先延ばしによるリスクです。
例えば、エンジンオイルやブレーキパッドなどの消耗部品を交換せずに放置すると、大きな故障につながる可能性があります。
これは、病気の治療に例えると分かりやすいでしょう。
軽症のうちに治療すれば簡単に済むものの、放置して悪化すると手術が必要になり、治療費がかさむ場合があります。
車も同様に、定期的なメンテナンスを怠ると、結果的に高額な修理費がかかることになりかねません。
ディーラー車検は高い?基本料金が高めに設定される理由

フォルクスワーゲンの車検は、ディーラーに依頼すると費用が高くなる傾向にあります。
その理由の一つに、メーカーの専門知識を持つ整備士が対応することがあげられます。
また、ディーラー車検では純正パーツの使用が基本となるため、部品交換の際に持ち込み部品が認められない場合があります。
こうした要因から、ディーラーでの車検はほかの業者よりも高額になりやすいのです。
フォルクスワーゲンの車検費用を安く抑える3つの裏ワザ

車検費用を抑えるためには、車検を依頼する場所や方法を工夫することがポイントです。
以下の方法を活用すれば、車検費用を削減できる可能性があります。
ユーザー車検を行う
車検は必ずしも業者に依頼しなければならないものではありません。
ユーザー車検を活用することで、費用を抑えることができます。
ユーザー車検のメリット
- 業者に依頼しないため、代行費用が不要。トータル1万円〜数万円安くなることも
- 予約をすれば、全国の運輸支局で受けることが可能
- 何度か経験を重ねることで、知識が身につきスムーズにできるようになる
ユーザー車検のデメリット

- 運輸支局まで車を持ち込む必要がある
- 検査に通るための専門的な知識が必要
- 代車がないため、車を預けている間の移動手段を考える必要がある
初めての場合はハードルが高く感じるかもしれませんが、慣れれば大きな節約につながります。
修理項目の精査を行う
車検の際には今すぐ交換が必要な部品だけでなく、予防整備として推奨される交換項目も提示されることがあります。
予防整備とは、今は問題ないものの、将来的に交換が必要になる部品を事前に交換すること。
車検費用を節約するなら、本当に必要な修理だけに絞ることも検討すると良いでしょう。
ただし、あまりにも修理を先延ばしにすると、後々大きな故障につながることもあります。
耐久性や品質の低下や、それに伴う再トラブルの可能性が高まるリスクも想定したうえで、慎重に判断するようにしましょう。
相見積もりを出してディーラー以外も検討する

車検の基本料金は業者によって異なるため、複数の業者から見積もりを取ることで、より安い業者を見つけることができます。
ディーラー以外の整備工場やカー用品店にも見積もりを依頼することで、車検の相場を知ることができるため、不必要な整備を防ぐことが可能です。
金額を比較することで、適正価格が判断しやすくなるでしょう。
ディーラー車検が必ずしもベストな選択とは限りません。
コストを抑えながらも、しっかりとした整備が受けられる業者を選ぶことが重要です。
車検費用を抑えて賢く長くフォルクスワーゲンに乗るために

パーツの交換などが発生すると、 フォルクスワーゲンのような外車(輸入車)はどうしても国産車よりも車検費用がかさみがち。
ディーラーだけでなく、整備工場などにも見積もりを出してもらい、比較検討することで相場が分かりやすくなります。
持ち込みが可能な場所であれば、さらに車検費用を抑えることができるでしょう。
例えば、熊本県北区のKURUMAZAでは、持ち込みも可能としています。
整備工場によっては対応されない外車にも、KURUMAZAであれば幅広く対応しています。
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