BMWの車検費用は高すぎる?目安やよく交換されるパーツを紹介

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BMWの車検は「高い」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際のところどうなのでしょうか。

国産車と比較した場合の費用感やよく交換されるパーツ、さらに車検費用を抑えるコツについて解説します。

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BMWの車検費用の内訳と相場

BMWの初回車検の費用は、国産の普通車と比べて大きく差があるわけではありません。

法定費用だけを見れば、普通車の車検費用が4万円〜10万円ほどであるのに対し、BMWも10万円前後が一般的です(初回車検の場合)

ただし、車検費用を左右するのは「パーツ交換費用」。

BMWは輸入車専用のパーツを使う必要があり、それらを海外から取り寄せるためコストが高くなる場合があります

BMWの車検費用が「高すぎる」と言われてしまう理由は、パーツ費用にあるのです。

BMWの初回車検の費用が国産車とあまり変わりがないのは、交換するパーツが少ないため。

しかし、BMWをはじめとする外車(輸入車)は国産車に比べて耐久性が低いのが事実としてあります。

そのため、パーツ交換が多くなる2回目以降の車検になるにつれて、BMWの車検費用の方が高額になってしまうわけです。

BMWの車検費用例

下記の費用表は、KURUMAZAでとあるBMW(X5)の車検対応をした際の内訳です。

このときは車検だけでなく24カ月点検(2年点検)も行ったため、その分の費用も入れています(あくまで一例です)。

項目数量単価金額消費税区分備考
2年点検1.039,00039,000課税基本点検
2年点検1.06,0006,000課税保安確認検査
エンジンオイル7.01,68011,760課税部品MOTULOIL5W-40
オイルエレメント1.03,6803,680課税部品
ドレンパッキン1.0200200課税部品
F/ワイパーラバー1.011,70011,700課税部品
R/ワイパーラバー1.03,9003,900課税部品
エアコンフィルター1.023,30023,300課税部品
アドブルー1.06,6006,600課税部品
リモコンキーバッテリー1.0300300課税部品
ブレーキフルード1.01,8001,800課税部品
ブレーキクリーナー1.01,0001,000課税部品
エアエレメント1.08,7408,740課税部品
タイヤ交換1.08,8008,800課税工賃
エアバルブ2.0250500課税部品
廃タイヤ処分料2.05001,000課税廃棄
自賠責保険1.017,65017,650課税法定費用
重量税1.041,00041,000課税法定費用
印紙代1.02,3002,300課税法定費用
小計(課税) (①)189,230円
消費税 (②)18,923円
小計(非課税) (③)0円
総額(消費税込) (①+②+③)208,153円

法定費用である「自賠責保険」「重量税」「印紙代」は、合計で60,950円。

今回の総額が208,153円なので、残りの147,203円がパーツ代(点検代も含まれますが)です。

こうしてみると、やはりパーツによって費用が大きく変化することが分かりますね。

なぜBMWの車検費用は「高すぎる」と感じるのか?

BMWの車検に関する疑問やよく聞かれるポイントについて解説します。

BMWの車検が高い理由は?

BMWの車検費用が国産車より高額になりやすい理由は、主に以下の3点にあります。

  • 輸入車特有の専門性
  • パーツの取り寄せ
  • 耐久性の違い

輸入車特有の専門性

BMWをはじめとする輸入車の車検には、国産車とはまた異なる専用の技術や知識が必要になります。

そのため、整備の手間や人件費が増える傾向があり、その分車検費用がかさむようになるのです。

パーツの取り寄せ

もし故障箇所などがみつかった場合、パーツを交換しなければなりません。

これは国産車も外車(輸入車)も同じことですが、外車の場合は必要な部品を海外から輸入しないといけないのです。

そのため、時間やコストがかかることがあります。

耐久性の違い

国産車に比べて外車の方が耐久性が低いのが事実としてあります。

そのため、国産車と比較して部品交換が必要になる頻度が高く、その分車検費用がかさむことになります。

BMWの車検費用を安く抑える方法は?

車検費用を抑えるポイントは、大きく2つです。

まずは「定期的なメンテナンス」。

パーツの劣化や不具合を早期発見し、小規模な修理で済ませることで、大きな交換費用を回避できる可能性があります

また、信頼できる整備工場を選び、事前に費用の見積もりを確認することも大切です。

長く乗り続けるために、小まめな点検を習慣づけましょう!

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BMNの車検時によく交換されるパーツ

BMWの車検では、国産車ではあまり交換しない部品が必要になることがあります。

代表的なものとして、以下のパーツがあげられます。

  • スパークプラグ
  • バッテリー
  • ブレーキパッド
  • ブレーキローター
  • バッテリー
  • 足回り部品
  • タイヤ

ブレーキパッドやブレーキローターなど、外車(輸入車)では比較的摩耗しやすい特徴があります。

そのため、車検のタイミングで交換しなければならないことも国産車と比べると多く発生するのです。

スパークプラグのように、エンジンの効率やパフォーマンスに大きく影響するパーツや、サスペンションやブッシュ類(足回り部品)など、劣化が進むと走行性能に直接影響が出る部分も多いですね。

これらのパーツ交換は、高額な車検費用の主な原因となることが多くあります。

事前の点検で劣化を早期に発見することが重要です。

関連記事:車の半年点検やってる?気になる費用ややる意味、法定点検との違いなどを解説

輸入車に対応していないケース

整備工場が輸入車に対応していないケースもあるため、依頼先の選定も重要です。

例えば、熊本市の整備工場KURUMAZAでは、BMWをはじめ、ポルシェ、ランドローバー、ベントレーなど幅広い外車(輸入車)の車検や整備に対応!

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BMWの車検を負担なく乗り切るために

車の確認項目にチェックを入れる

BMWの車検は、輸入車特有のコストがかかるものの、ポイントを押さえれば負担を軽減することができます。

定期的なメンテナンスや信頼できる整備工場の選定を通じて、車検時のトラブルや高額な出費を未然に防ぎましょう。

愛車を長く快適に乗り続けるためには、日頃から丁寧なケアを心がけることが何よりも大切です。

車検のタイミングをきっかけに、BMWとの快適なカーライフをさらに充実させてみてはいかがでしょうか?

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