車のニオイを消す芳香剤の効果的な置き場所、タイプ別の選び方も解説!
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車内で芳香剤を効果的に使うためには、どこに置くのが良いのでしょうか?
さまざまな種類の芳香剤の中から、自分の車にぴったりのものを選ぶためには、どのような点に注目すれば良いのでしょうか?
今回は芳香剤の効果的な置き場所や、タイプ別の選び方について詳しく解説します。
INDEX
芳香剤の効果的な置き場所3選&徹底比較
芳香剤の香りは空気よりも重いことがほとんど。
そのため、芳香剤を置く際は上側に置くことを意識しましょう。
また、芳香剤は車内のニオイを消しているのではありません。
自分の鼻を強い香りでごまかしている場合が多いため、自分(運転席)により近い場所へ置くことも、併せて意識すると良いでしょう。
これらを踏まえて、芳香剤の効果的な置き場所を紹介します。
ダッシュボードの上
ダッシュボードの上はカーエアコンの近くかつ前方にあるため、車内に香りが行き渡りやすいメリットがあります。
おしゃれな見た目をした芳香剤を置いた場合、車内がパッと華やぐのもメリットと言えるでしょう。
ただ、ダッシュボード上に置く場合は芳香剤の種類に注意が必要です。
場合によっては粘着テープなどで固定しなければならないでしょう。
オイル系だと日差しで品質が劣化したり、液垂れを起こす恐れも考えられます。
カーエアコンの吹き出し口
効率を求める場合、カーエアコンの吹き出し口への設置がおすすめです。
風の強さや吹き出し口のフィン(羽の部分)の向きによって、芳香剤の効果を調整することができます。
車の振動で外れることもほとんどなく、小ぶりで車内の景観をあまり損ねないところもメリットと言えるでしょう。
難点をあげるとするなら、吹き出し口の形によって設置可能な商品が限られることです。
ルームミラーに吊り下げる
香りは空気よりも重いため、ルームミラーに取りつけることでより効果的に香りを行き渡らせることが可能です。
ルームミラーに芳香剤を吊り下げるドライバーは多く、その分デザイン性の高い商品も多数販売されています。
形状によって商品が限られることもないため、自分好みのデザインや香りを選べます。
ルームミラーに下げる場合は、運転の邪魔にならないよう取りつけましょう。
運転を妨げると判断された場合、道路交通法違反となる可能性があるため注意が必要です。
芳香剤のNGな置き場所
シートの下など、低い位置に置くのは避けた方が良いでしょう。
芳香剤の効果をあまり感じることができません。
香りは空気よりも重いため、上へいくことができずそのまま下に止まってしまう可能性があります。
車内の空気が完全に滞留してしまうことはありませんが、上に置いた場合よりも効果があまり感じられない可能性は十分考えられます。
車の芳香剤、種類別の特徴について
車に置く芳香剤にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
日持ち、香り、見た目など、人によって重視するところは異なるでしょう。
今回は種類別の特徴を分かりやすく表でまとめました。
ぜひ、芳香剤を購入する際に役立ててください。
タイプ | 特徴 | 備考 |
置き型タイプ | ・おしゃれなデザインが多い ・中身の選択の幅が広い ・置き場所に困る場合も | 中身は液体・ゲル・固体の3種展開で、香りの広がりやすさを重視するなら液体。長持ち重視ならゲルか固体タイプがおすすめ |
吊り下げタイプ | ・香りが穏やか ・設置に手間がかからない ・香りの調整が難しい | |
エアコン取りつけタイプ | ・場所を取らない ・風で香りの強弱調整が可能 ・選べる商品が限られる | エアコンの形状によって対応している商品が限られる |
車用アロマディフューザー | ・香りの変更が気軽に可能 ・準備がほかのタイプより手間 ・メンテナンスが必要 | |
スプレータイプ | ・即効性がある ・香りが長持ちしない ・除菌効果が期待できる商品もある |
芳香剤を置いてもニオイが消えない!そんなときはどうすれば?
今回ご紹介した場所に芳香剤を置いても効果が出ないことがあります。
その場合の対処法について解説します。
芳香剤を変える
芳香剤の効果が感じられない場合、その香りに慣れてしまった可能性があります。
より強力な芳香剤を置くことで、今までより強い香りを車内へ広げます。
ただ、香りがキツすぎるものは車酔いの原因となるため、許容できないほどの香りは避けましょう。
芳香剤はあくまでも香りがメインのため、消臭剤と併用するのもおすすめです。
消臭剤は悪臭の原因に反応するため、芳香剤の良い香りはそのままで効果を発揮します。
最近の芳香剤は消臭剤の効果も兼ね備えた商品も多いため、こうした効果を持つ商品を重点的に探してみるのも良いかもしれませんね。
車内を掃除する
根本的な解決方法として、車内を徹底的に掃除することで芳香剤の効果をより高める方法があります。
芳香剤は車内のニオイを香りで上書きしているイメージです。
ニオイそのものを消しているわけではありません。
車内のニオイを取り除くには、根本から改善した方が一番確実な方法かもしれませんね。
芳香剤を賢く使って快適ドライブ
芳香剤を選ぶ際は、香りの好みはもちろん、持続時間や車の素材との相性なども考慮しましょう。
置き場所によって香りの広がり方が変わるため、エアコンの吹き出し口付近やダッシュボードなど、空気が循環しやすい場所に置くのがおすすめです。
芳香剤は、車内の空気をリフレッシュするだけでなく、運転中の気分転換にも役立ちます。しかし、香りは人それぞれ好みが分かれるため、強すぎる香りは運転の妨げになる可能性もあるでしょう。
自分に合った芳香剤を選び、快適なカーライフを送ってくださいね。