アウディの車検相場はどれくらい?費用目安を紹介

アウディの車検費用はどれくらいかかるのでしょうか。輸入車は維持費が高いと言われますが、実際の相場や費用の内訳はあまり知られていないことも。

今回は、アウディの車検相場について解説します。

事前に費用の目安を把握し、無駄な出費を抑えながら車検に備えましょう!

車検とは?アウディでも必要なの?

ボディを上げられた車

車検とは、車が保安基準を満たしているかどうかを確認するための検査のこと。

自分の車が公道を走るうえで必要な条件を満たしているのかを知る、大切な検査です。

公道を走る車は、車検証の携行が義務づけられています。

つまり、公道を走るために車検は欠かせない検査なのです。

これはアウディのような外車(輸入車)だから例外、ということはありません

日本国内の公道を走行するうえで、車検を受けることは絶対のルールなのです。

半年点検と法定点検の違い

車検と似たものに、半年点検と12カ月点検、24カ月点検があります。

半年点検は安心して運転するための「各自動車メーカーのアフターケア的なサービス」。

12カ月点検や24カ月点検は車の安全運転に関わるパーツを点検して、故障箇所などを事前に見つけることを主な目的とした点検す。

車検との違いとして、目的があげられます。

前述のとおり、12カ月点検や24カ月点検、あるいは半年点検は故障箇所などの事前発見を目的としています

しかし、車検はそうではありません。

あくまでも、車検は設定された基準を満たすかどうかの確認であって、故障箇所の事前発見を主目的とはしていないのです。

ちなみに、車検も12カ月点検・24カ月点検も「法定点検」と呼ばれるもので、法的な義務が発生するものですが、受けなかった場合に罰則が発生するのは車検の方だけとなります。

こういったところも、違いと言えますね。

アウディ車検の費用目安

車検の費用は一律で決められているもの(法定費用)と、業者によって異なる諸費用などを足したもの。

アウディの場合、外車(輸入車)なので国産車の車検費用よりも、比較的高額になってしまうかもしれません。

外車の車検費用が高額になってしまう理由については、下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:輸入車の車検費用が高い理由は?車検相場や国産車との違いを解説

車検費用の例

実際に、KURUMAZAでアウディA3スポーツバックの車検を行った際の費用総額は「111,419円」でした

2年点検(24カ月点検)や部品の交換なども行ったためその分の費用も追加しています。

実際の内訳は下記のとおりです。

項目数量単価金額
2年点検(基本点検)1.014,00014,000
2年点検(保安確認検査)1.06,0006,000
自賠責保険1.017,65017,650
重量税1.015,00015,000
印紙代1.02,3002,300
エンジンオイル交換1.01,2001,200
エンジンオイル4.02,1008,400
オイルエレメント交換1.02,4002,400
オイルエレメント1.03,0003,000
エンジンオイルドレンパッキン1.0660660
ブレーキフルード交換1.04,8004,800
ブレーキフルード1.01,8001,800
ブレーキクリーナー1.01,0001,000
エアクリーナエレメント1.07,6007,600
エアコンフィルター交換1.01,2001,200
エアコンフィルター1.08,0008,000
リモコンキーバッテリー1.0300300
発煙筒1.0980980
検査登録代行料1.05,0005,000
小計(課税) (①)101,290円
消費税 (②)10,129円
小計(非課税) (③)0円
総額(消費税込) (①+②+③)111,419円

アウディの車検費用をできるだけ抑えるためのポイント

外車(輸入車)であるアウディの車検費用は、国産車に比べて高額になることが一般的です。

しかし、工夫次第でコストを抑えることも可能です。ここでは、費用をできるだけ安く抑えるためのポイントをご紹介します。

  • 純正部品にこだわらない
  • 車検に通すことを優先する
  • 日頃からこまめにメンテナンスをする
  • 割引サービスなどを利用する
  • 車検の見積もりを複数の業者から取る

純正部品にこだわらない

輸入車の純正部品は品質が保証されているものの、海外からの輸送費や関税などが上乗せされるため、価格が高くなりがちです。

もし「純正部品でなくても問題ない」「最低限の品質が確保できれば良い」と考えている場合は、ほかメーカーの互換部品や中古部品を活用するのも一つの方法です。

純正部品に比べて費用を抑えられるため、部品交換が必要な際には選択肢として検討してみると良いでしょう。

ただ、注意点として耐久性や品質の低下や、それに伴う再トラブルの可能性が高まることがあげられます。

KURUMAZAでは純正部品でないものも対応していますが、上記のことを考えて積極的に推奨はしていません。
純正部品は価格こそ高くなりがちですが、その分「安全」を買っているとも言えますね。

車検に通すことを優先する

車検費用を抑えるためには、必要最低限の修理や部品交換にとどめることも有効です。

すべての部品を新品に交換するのではなく「放置すると事故につながる可能性が高い」と思われる箇所だけを優先的に修理することで、コストを抑えながら車検をクリアできます

最低限の修理で済ませたい場合は、事前に業者や整備士に「安全に走行できる範囲で、必要な修理のみお願いしたい」と伝えておくとスムーズです。

ただ、こちらも同様に注意点として耐久性や品質の低下や、それに伴う再トラブルの可能性が高まることがあげられます。

こうしたリスクを承知しておきましょう。

日頃からこまめにメンテナンスをする

車検の際に大規模な修理が必要になると、費用が一気に膨らんでしまいます。

そのため、日頃からこまめにメンテナンスを行い、車の状態を良好に保つことが大切です。

「エンジンのかかりが悪い」「異音がする」といった小さな異変を放置すると、症状が悪化し、最終的に高額な修理費がかかる可能性があります。

気になることがあれば早めに整備士に点検を依頼し、軽微な修理のうちに対応しておくことで、車検時の負担を減らすことができるでしょう。

また、定期的なメンテナンスを行うことで、車検時に予想外の大きな出費を防ぎ、計画的に費用を準備しやすくなるメリットもあります。

割引サービスなどを利用する

車検業者の中には、早期予約割引やリピーター割引などのサービスを提供しているところもあります。

割引額が少額だったとしても、活用することでトータルのコストを抑えることが可能です。

輸入車の車検費用を少しでも安くしたい場合は、テレビCMやホームページでキャンペーン情報をチェックし、適用できる割引があれば積極的に利用しましょう。

車検の見積もりを複数の業者から取る

業者によって車検基本料や整備費用は大きく異なるため、費用を抑えたい場合は複数の業者から見積もりを取ることが重要です。

同じ車検内容でも業者ごとに設定される料金が違うため、事前に比較することで「知らずに高い業者を選んでしまう」といった失敗を防ぐことができます

また、複数の見積もりを提示すると価格交渉がしやすくなる場合もあるため、より安く車検を受けられる可能性が高まります。

アウディの車検対応、熊本でお探しならKURUMAZAへ

ボンネットが開いた車の前に立つKURUMAZAスタッフ

アウディの車検費用は、法定費用に加え、交換が必要なパーツによって変動します。
特に精密な設計が施された車だからこそ、適切な整備が欠かせません。

事前に相場を把握し、交換が必要になりやすい部品を知っておくことで、無駄な出費を抑えつつ安心して車検を迎えられるでしょう。

定期的なメンテナンスを心がけながら、愛車を長く快適に乗り続けるための準備をしておきましょう!

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