外車の車検はディーラー以外で受けるべき?各業者のメリット・デメリットなど徹底解説
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外車の車検をディーラー以外で済ませたいとお考えの方へ向けて、今回はディーラー・整備工場・専門店・ガソリンスタンドの4業者をプロの視点で徹底比較しました。
それぞれの費用感や品質の違いだけでなく、なぜ外車の車検が高くなるのかという理由まで踏み込んで解説します。
INDEX
外車の車検が可能な各業者、メリット・デメリットまとめ【表で確認】

外車(輸入車)の車検が可能な業者は主に「ディーラー」「整備工場」「車検専門店」「ガソリンスタンド」です(※)。
各業者で外車の車検を受けるメリット・デメリットまとめは下記表をご覧ください。
| ディーラー | 整備工場 | 車検専門店 | ガソリンスタンド | |
|---|---|---|---|---|
| メリット | ・質の高いサービス ・メーカー保証が適用可能 ・予備整備あり ・純正部品を使用 ・高い専門性 | ・部品交換の選択肢が多い ・コスパが良い ・対応メーカーが多い | ・短時間で済む ・費用が安価 | ・費用が安価 ・車検の依頼がしやすい ・24時間受付している店舗あり |
| デメリット | ・車検費用が高い ・所要日数が長い | ・工場選びの難しさ | ・外車の受け入れが難しい ・価格による安心感が薄い | ・外車の受け入れが難しい ・代車が有料の可能性 ・店舗次第なところが大きい |
外車の場合、車検作業について専用の機器が必要なケースもあり、そもそも受け入れが可能な業者は限られます。
中でも、必要最低限の車検しか行わないガソリンスタンドなどでは外車車検までカバーしていることは少ないでしょう。
整備工場でも車種次第では断られることがあります。
例えば、BMWやベンツは車検を受け付けているものの、ミニ(MINI)やボルボの車検はできないことも、整備工場によってはあり得るのです。
各メリット・デメリットの詳細は次章にて解説します。
一流の整備士が在籍する熊本の車屋
ディーラーのメリット・デメリット詳細解説

ディーラーに外車(輸入車)の車検を依頼した際のメリットは:
- 質の高いサービス
- メーカー保証が適用可能
- 予備整備あり
- 純正部品を使用
- 高い専門性
などがあり、高い品質が主な特徴です。
確かな品質を重視している方は、ディーラーが最適解でしょう。
一方のデメリットとして、安定した品質の高さに見合うだけの高額な費用などがあげられます。
メリット:質の高いサービス
ディーラー車検では、海外メーカーに詳しい専門スタッフが点検・整備を行います。
車検の質は今回ご紹介した業者の中でも随一です。
輸入車に詳しい専門スタッフに整備してもらえるディーラー車検なら、安心・安全のカーライフが長期的に楽しめるでしょう。
メリット:メーカー保証が適用可能
ディーラー車検は部品交換などの段階でも、メーカー保証の適用が可能な場合があります。
ディーラー車検においてネックとされる高額な車検費用ですが、保証を適用させることで比較的お得に済ませることが可能です。
メリット:予備整備あり
ディーラーの車検では点検後、安全な運転の実現のため「予備整備」を実施するケースが多くあります。
例えば、お客様にお渡しする前に試走することで数値上では分からない安全性までしっかり確認するディーラーも存在します。
こうした手厚いサービスはディーラーならではと言えるでしょう。
メリット:純正部品を使用

ディーラーで使用する部品はほとんどすべてメーカーによる純正品です。
純正の部品を使用しないことで発生する車の不具合や、それに伴う追加費用の不安が一切ありません。
ただ、ディーラー車検の費用が他の業者と比較して高額になっている大きな原因でもあります。
純正ではない社外品が悪いわけではないため、絶対に純正でなければとのこだわりがなければ、ディーラー以外を検討しても良いかもしれません。
メリット:高い専門性
ディーラーの一番の特徴は、やはりメーカーの車に詳しいスタッフのみが在籍していること。
そのメーカーに特化した専門家が相手だからこそ、愛車の疑問点なども気兼ねなく話すことができるかもしれません。
デメリット:高額な費用

ディーラーは修理よりも部品を丸ごと交換するケースが多く、またその部品が高価(海外からの輸入品なため)であること、専門性の高いサービス提供などが原因でどの業者よりも車検費用が高くなる傾向があります。
信頼性は確かに高いですが、費用面を重視する方にとってはあまりおすすめできない選択です。
デメリット:所要日数が長い
部品の取り寄せが生じる場合、海外からの取り寄せになるためその分車検にかかる日数が長くなる可能性があります。
早急な対応を求める方は注意しましょう。
整備工場のメリット・デメリット詳細解説

整備工場に外車(輸入車)の車検を依頼した際のメリットは:
- 部品交換の選択肢が多い
- コスパが良い
- 対応メーカーが多い
などがあり、良質なサービスと価格のバランスの良さ(=コスパの良さ)が主な特徴です。
工場によってはかなり高品質なサービスをディーラーよりも安価で提供しています。
しかし、こういった工場を引き当てることが難しく、工場によって質のピンキリが激しいところがデメリットと言えるでしょう。
メリット:部品交換の選択肢が多い
交換部品において、純正部品に加え他社部品や中古部品との交換が可能です。
したがって、部品の交換費用を安く抑えることができます。
メリット:コスパが良い
整備工場で使われる部品は純正品に限らず、他社部品や中古部品も取り扱いもあるため、ディーラーよりも安価な対応が可能です。
また、工場によってはディーラーよりも安価で、ディーラーと同程度の専門性の高いサービスを受けることができるかもしれません。
こうしたコスパの良さは整備工場ならではのメリットです。
メリット:対応メーカーが多い
ディーラーでは特定のメーカーしか取り扱っていませんが、整備工場では取り扱うメーカーの垣根がありません。
この車はあそこのディーラーに依頼して、こっちの車は別のディーラーに依頼して……といった二度手間が、整備工場においては不要です。
デメリット:工場選びの難しさ
今回ご紹介した整備工場のメリットを実感できるかどうかは、工場選び次第と言っても過言ではありません。
どこへ依頼しても安定した高水準のサービスが受けられるディーラーと異なり、整備工場はサービス品質に工場ごとのばらつきがあります。
請求された費用にサービスの品質が伴っていない例も、残念ながらあるようです。
そのため、整備工場の車検を検討する方は口コミなどで事前に評判を確認することが必須となります。
こうした工場選びの難しさは整備工場ならではのデメリットでしょう。
一流の整備士が在籍する熊本の車屋
車検専門店のメリット・デメリット詳細解説

車検専門店に外車(輸入車)の車検を依頼した際のメリットとして:
- 短時間で済む
- 費用が安価
などがあり、安価かつスピーディーなサービスが特徴です。
必要最低限の車検で良い方にはうってつけのサービスでしょう。
一方で外車の受け入れをそもそもしているかどうかなど、外車オーナーにとっては特に見過ごせないデメリットがあります。
メリット:短時間で済む
車検専門店による車検は必要最低限の項目で行われるため、他の業者と比較して短時間で終わりやすいのが特徴です。
混み具合にもよりますが、店舗によっては最短30分〜を謳うサービスもあるほど。
メリット:費用が安価

必要最低限の項目に絞るなど、さまざまな部分でコストカットや業務効率化を行っているため、車検専門店は他の業者と比べてサービス料が低く設定されています。
必要最低限の項目とはいえ、必要な部品交換などの提案もしっかりしてくれるため決して粗雑なサービスであるわけではありません。
デメリット:外車の受け入れが難しい
「車検専門店」とはいえ、店舗によっては外車(輸入車)に対応していないことがあります。
外車の車検には専門機器が必要なケースがあったり、相応の知識が求められたりするため、車検専門店の低コストを基準に考えると実現が難しい部分もあるのです。
デメリット:・価格による安心感が薄い
「低予算で」と自身で決めた前提条件だとしても、実際に安価なサービスを受けると「本当にちゃんと確認してくれたのだろうか」「適当に済ませるからこの価格なのでは?」などの不安がつきまといます。
車に詳しくない方であればなおさらでしょう。
低コストを実現できる確かな理由があったとしても、どこか不安が拭えないかもしれません。
ガソリンスタンドのメリット・デメリット詳細解説

ガソリンスタンドに外車(輸入車)の車検を依頼した際のメリットとして:
- 費用が安価
- 車検の依頼がしやすい
- 24時間受け付けしている店舗あり
などがあり、日常に溶け込む身近なサービス体系が特徴です。
車検専門店よりも手軽に、安価に車検を済ませたい場合はガソリンスタンドへの依頼が最適解でしょう。
ただ、すべてのガソリンスタンドが車検に対応しているわけではありませんし「外車の車検」と考えるとさらにハードルが高くなるデメリットがあります。
メリット:費用が安価
ガソリンスタンドでの車検は、車検専門店と同様に項目を絞ることでできるだけ費用を削減しています。
車検費用を抑えたい方は、選択肢に入れると良いでしょう。
メリット:車検の依頼がしやすい
ガソリンスタンドの車検であれば、給油のついでに車検の相談が可能です。
自宅から最寄りのガソリンスタンド、職場から近いガソリンスタンドなど、効率良く車検の依頼ができます。
メリット:24時間受け付けしている店舗あり
ガソリンスタンドの店舗によっては、24時間営業しています。
そのため、仕事終わりにふらっと立ち寄り車検の相談が可能です。
仕事やプライベートが忙しい方でも、車検切れのリスクを下げることができるでしょう。
デメリット:外車の受け入れが難しい

車検専門店と同様に、ガソリンスタンドは店舗によっては外車(輸入車)に対応していないことがあります。
外車の車検には専門機器が必要なケースがあったり、相応の知識が求められたりするため、ガソリンスタンドでの対応が難しいのです。
デメリット:代車が有料の可能性
ガソリンスタンドはそもそも車検サービスを主としていないため、車検に関連するサービスは充実していません。
代車をそもそも準備していない店舗が多いですし、あったとしても有料であることがほとんど。
追加料金が発生することは覚悟した方が良いかもしれませんね。
デメリット:店舗次第なところが大きい
外車の受け入れはもちろん、スタッフの技量も店舗によってばらつきがあります。
車検専門店では一定の水準でサービス提供ができるよう、かつ効率化のためにマニュアルにより標準化されていますが、ガソリンスタンドでは各個人の技量に委ねられます。
元整備士や元ディーラー出身者などが最寄りのガソリンスタンドにいればラッキーですが、その逆も当然あり得るのです。
外車の車検費用が高くなりやすいのはなぜ?

外車(輸入車)の車検費用は国産車と比較して高額になりやすいと言われています。
これは「外車だから」と法的に加算されているわけではありません。
ただ日本を基準に考えた場合、外車は:
- 国産車より重くなりがち
- 整備費用が高くなりがち
- 部品代が高くなりがち
- 研修コストが高くなりがち
などの事情があります。
そのため結果として国産車と比較して車検費用がかさんでしまうわけです。
| 事情 | 詳細 |
|---|---|
| 国産車より重くなりがち | 外車は重いものが多く、その分「自動車重量税」がかかる |
| 整備費用が高くなりがち | 専用の機器、工具、部品などで国産車より費用がかかる |
| 部品代が高くなりがち | 海外から部品を取り寄せる場合、輸送費などが加算される |
| 研修コストが高くなりがち | 整備士は海外メーカーが行う研修に参加し、専門的な知識や技術を習得するケースが多い。その分のコストが追加される |
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まとめ|愛車のコンディションを左右するのは、納得のいく車検選び

外車の車検において大切なのは単なる費用の比較ではなく、確かな技術力と柔軟な対応力のバランスを見極めることです。
ディーラー品質の整備をベースにしつつ、オーナー様の要望に合わせた最適なメンテナンス提案を受けられる整備工場は、愛車と長く付き合うための有力な選択肢となります。
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