車のバッテリーはマイナス・プラスどちらから外すべき？理由や交換手順について解説

2025.12.04

今回はバッテリー交換の際に必ず知っておきたい、プラス端子とマイナス端子を外す順番について深く掘り下げていきます。

たかが順番と思われるかもしれませんが、大きな事故を防ぐためにも端子を外す順番はとても重要なポイントなのです。

この記事では、その理由について解説します。

【熊本県内の方へ】バッテリー交換の不安、すぐに解消しませんか？

たかが順番、されど順番。

バッテリー交換の端子の順番を間違えると、最悪の場合、車両火災など重大な事故につながります。

熊本県内で「少しでも不安な点がある」と感じた方は、無理をせず車のプロにお任せください。

INDEX

【前提】どちらがマイナス？バッテリー端子の見分け方

バッテリーのプラスマイナスは色で簡単に見分けられるようになっています（写真参照）。

箱のようになっているバッテリーを見てみると、赤いカバーがあります。

この赤いカバー側が「プラス端子（カバー下にある）」、その反対側がマイナス端子です。

マイナス端子から外すべき理由は、ショートするリスクを避けるためです。

プラス端子から外すと、ショートを起こす危険性が高まり、ショートを原因とするバッテリーの爆発にもつながります。

ショートやバッテリーの爆発から車両火災などの、より大きな事故につながる可能性もあるため、端子を外す順番は間違えないように注意しましょう。

「どうせ外すんだから端子の順番なんて、そこまで重要じゃないでしょ」と考える方もいるかもしれませんが、事故を引き起こさないために端子を外す順番はとても大切なのです。

ショートとは、大量の電気が一気に流れてしまう現象のことで、電気のプラス側とマイナス側を直接つなぐと起きます。

一度に流れる大量の電気に耐え切れず、端子をつなぐ機械などから火花が出ることがあり、とても危険です。

車体はマイナスの役割を持っています。

そのため、もしもプラス側から端子を外して工具などがプラス極と車両の金属部分や、バッテリーのステーなどに触れてしまうと、プラスとマイナスを直接つなぐことになり、その結果ショートを起こしてしまいます。

プラス端子から先に外すことは、一瞬でショートを起こしかねない危険な行為です。

「工具が車に触れてしまったらどうしよう」と少しでも不安を感じたなら、すぐに作業を中断し、プロへの相談をおすすめします。

ショートが直接人体に大きな影響を与えることはありません。

ただ、場合によっては、熱さや痛みを感じることもあるかもしれません。

バッテリー交換の正しい手順は下記の順番です。

外す際はマイナス端子が先でしたが、つなぐ場合はプラス端子が先になるため注意してください。
マイプラプラマイと唱えて覚えましょう！

マイナス端子を外すことは、ブレーカーを落とすようなもの。

マイナス端子が外れていれば電気が流れないため、安全に作業することが可能です。

「外す時はマイナス端子から」「つなぐ時はプラス端子から」という手順は、慣れない方にとっては非常に間違いやすいポイント。

端子の順番ミスは大きな事故に繋がるため、一つでも不安な手順がある場合はプロの出番です。

心配な方はお気軽にご連絡ください。

車のバッテリー交換は、端子の外し方・つなぎ方一つとっても、安全のために注意すべき重要なポイントが詰まっています。

あなたの安全と愛車を守るためにも、熊本県内でバッテリー交換に迷いや不安を感じたら、まずは私たちKURUMAZAへお気軽にご連絡ください。

＼情報をシェアする／