ワイパーが引っかかる原因と対策!快適なドライブのために知っておきたいこと

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ワイパーが引っかかる原因はさまざまで、放置すると視界不良による事故につながる可能性も。

今回は、ワイパーのトラブルの原因を詳しく解説します。

 ワイパーが引っかかる原因とは?

ワイパー

ワイパーが引っかかる原因としては、下記の4項目が考えられます。

  • ワイパーゴムの劣化
  • ワイパーブレードの劣化・故障
  • フロントガラスの汚れ
  • ワイパーアームの調整不良

原因の傾向として、ワイパー周辺のパーツが劣化してしまっていることが考えられます。

絶対にこの4項目にあてはまるわけではありませんが、可能性としてはとても高いと言えるでしょう。

この章では各原因の詳細と確認方法について解説します。

 ワイパーゴムの劣化

ワイパーゴムは寒暖差による校硬化やひび割れ、摩擦による劣化などが進むことで引っかかり(ビビリ)の原因となることがあります。

特に屋外に駐車している場合は直射日光の影響でゴムの劣化が早まる傾向があるため、特に定期的な交換が必要です。

ワイパーゴムの交換頻度は半年〜1年が目安とされていますが、劣化の進行具合によっては早めの交換を検討しましょう。

 ワイパーブレードの劣化・故障

ワイパーの劣化サイン一覧

ワイパーが引っかかる原因として考えられることに、ワイパーブレードの劣化や故障が考えられます。

ブレードの部分が変形していないか、破損していないか、ゴムとの接続部分が緩んでいないかなど普段から簡単にチェックすることを習慣にしていると、異変にすぐ気がつくことができるためおすすめです。

ブレードが変形するとフロントガラスに均一に力が行き渡らず、拭きムラやビビリなどの原因となります。

ワイパーゴムよりは頑丈なため、ワイパーブレードの交換頻度はだいたい1〜2年に1回程度が目安です。

 フロントガラスの汚れ

案外見落とされがちな原因として、フロントガラスの汚れがあげられます。

油膜や虫の死骸、ゴミやホコリなどが付着しているとワイパーゴムがきれいに滑らないことがあります。

また、以前施工した撥水コーティング剤がガラスに残っていてもワイパーが引っかかってしまうため注意するようにしましょう。

もし撥水コーティングを施しているのであれば、通常のワイパーだと相性が悪く引っかかってしまうことがあります。

フロントガラスに撥水コーティングを施工している場合は、対応したワイパーを使用すると改善される可能性がグンと高まるでしょう。

 ワイパーアームの調整不良

ワイパーアームの長さや角度が適切でないと、ガラス面からワイパーゴムが浮いたり、逆に過度に圧力をかける形となったりすることで、拭きムラやビビリの原因となることがあります。

関連記事:ワイパーの交換目安は症状と時期で確認!具体的なワイパーの劣化症状などを解説

関連記事:ワイパーゴムの交換時期とは?劣化サインから交換時期の目安を知ろう!

 ワイパーが引っかかるときの対処法

ワイパーゴムやブレードの交換、ワイパーアームの調整、フロントガラスの清掃が対処法として考えられます。

ワイパーが引っかかる原因としては主に先述の4項目ですが、自分で確認してもどれにあてはまるか分からない場合もあるかもしれません。

その場合は整備工場やディーラーなどに相談するのが良いでしょう。

関連記事:車のメンテナンス費用はいくらかかる?自分でメンテナンス可能な項目も解説

 ワイパーのトラブルを防ぐためのメンテナンス

ワイパーに限った話ではありませんが、定期的なメンテナンスを行うことでパーツの故障や劣化の早期発見につながるため積極的に確認するのがおすすめです。

具体的にはワイパーゴムの硬化、ひび割れ、ブレードの変形、ガラス面の汚れなど、車に乗る前に確認できる部分は確認するようにしましょう。

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ネジなどの道具

ワイパーのトラブルは、視界不良による事故につながる可能性も孕んでいます。

快適なドライブを続けるためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが不可欠です。

今回紹介した情報を参考に、愛車のワイパーをしっかりとケアし、安全運転に努めていきましょう!

もし自分でワイパーを交換するのが怖い、どのワイパーを購入すればいいか分からないなどのお悩みがあれば、ぜひKURUMAZAへご連絡ください♪

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