車にぬいぐるみを置きたいけど、どこがいい?安全な置き方と注意点

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自分の推しなどのかわいらしいぬいぐるみを愛車に飾りたいけれど、違反にならない安全な置き方や注意点は気になりますよね。

そこで今回は、車内にぬいぐるみを置く際の安全な置き方や、注意すべき点について詳しく解説します。

安全な置き方は?

ドアポケットの中に入る小さなマスコット

前提として、運転の妨げにならない場所に置くことが重要です。

自分が運転手の場合、どうしてもぬいぐるみを近くに置きたい!ということであれば画像のようにドアポケットやドリンクホルダー内に置くのがおすすめ

運転の邪魔にならない場所に置いたなら、足元へ落ちないように気をつけなければなりません。

足元に落ちた場合、ペダルを踏む妨げになる可能性があります。

一瞬だからと思い、運転中少し屈んでぬいぐるみを拾おうとする人もいるかもしれません。

運転席以外の場所に落ちても「ぬいぐるみが落ちた!」と気を取られて運転に集中できないこともあるかもしれません

いずれもとても危険な状況です。

このような事態を招いてしまわないよう、きちんとぬいぐるみを固定した状態で置くようにしましょう。

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マジックテープや滑り止めシートを使う

滑り止めの上に佇む虎のぬいぐるみ2つ

貼りつけられるタイプのマジックテープか、滑り止めシートを活用してぬいぐるみを固定するようにしましょう。

ただ、滑り止めシートは比較的簡単に設置することができますが、これだけだと少し不安定かもしれません

ぬいぐるみの大きさや重さ、飾る場所によってはしっかりと固定されない可能性があります。

特におすすめなのはマジックテープです。

なるべく目立たない部分に貼りつけることで、ぬいぐるみのかわいらしさ、愛らしさを損ねることなく飾ることができます。

シートベルトで固定する

助手席に乗る大きなクマのぬいぐるみ

サイズによっては助手席や後部座席に乗せて、シートベルトで固定するのも一つの方法です。

当然、窓が隠れてしまうほど大きすぎるぬいぐるみはNGです!

ヘッドレストに引っ掛ける

車のヘッドレスト

ぬいぐるみによってはヘッドレストに引っ掛けるのもおすすめです。

チェーンがついているタイプのぬいぐるみであれば、ヘッドレストを少し高くして棒の部分にチェーンを取り付けるだけでOK!

車にぬいぐるみを置くときの注意点

注意点として、びっくりマークの書かれた紙を掲げた手の写真

車にぬいぐるみを置く場合、安全な置き方を実行すること以外にも、いくつか注意点があります。

この章では車にぬいぐるみを置くときの注意点について解説します。

ダッシュボードに置くと違反になる恐れがある

ダッシュボードに置かれた2つのぬいぐるみ

ぬいぐるみの大きさにもよりますが、運転の妨げになるほど大きなぬいぐるみをダッシュボードに置くと、安全運転義務違反となる可能性がとても高いです。

自分の好きなぬいぐるみを運転中も目にしたい気持ちは分かりますが、自分の視界を妨げてまで実行することではありません。

きちんとルールを守って、常識の範囲内でぬいぐるみは飾りましょう。

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エアバッグ作動の妨げになる恐れがある

車にはエアバッグが搭載されていますが、これはほとんどの場合ダッシュボード部分に搭載されています。

そのため、ダッシュボードにぬいぐるみが置いてあるとエアバッグ作動の妨げとなり、正常にエアバッグが開かないかもしれません

それだけでなく、固定していたぬいぐるみなどが事故やエアバッグ作動時の衝撃で飛んできて二次被害を引き起こす可能性も考えられるため、とても危険です。

なるべくエアバッグが搭載されている部分にぬいぐるみなどを置くことは避けた方が良いでしょう。

足元に落ちると運転に支障が出る恐れがある

車のペダルを踏む足

先ほど少し触れましたが、ぬいぐるみが足元に落ちると運転に支障が出る可能性が十分あることは認識しておきましょう。

足元にぬいぐるみが落ちることで運転に集中できなくなるだけでなく、落ちた場所によってはペダル操作の妨げになり、事故につながる可能性もあり、大変危険です

車検を断られることもある

ぬいぐるみをはじめとする装飾品は貴重品扱いとなることがあるため、車検入庫時に紛失トラブルなどを避けるという観点から断られてしまう場合があります

車検を頼む際は事前にぬいぐるみなどを降ろしていくと安心です。

 車にぬいぐるみを置くうえでの法律的な問題

運転者の視野が妨げられることで安全運転に支障をきたすとみなされた場合、道路交通法第55条第2項(乗車又は積載の方法)に違反します。

「車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルそのほかの装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない」

道路交通法第55条第2項より

例えば、フロントガラスの側にぬいぐるみを置いたり、助手席側の窓にぬいぐるみをぶら下げたり、後写鏡の効用を失わせたりするような場合は道路交通法に抵触する可能性があるでしょう。

違反となった場合は、違反点数1点、反則金6000円が科されます。

安全運転の妨げになるのがNGであるため、ぬいぐるみだけでなくステッカーを貼ったりカーテンやブラインド、すだれを設置したりすることも違反になるため注意しましょう

愛車をかわいく、そして安全に!ぬいぐるみとのドライブを楽しむために

ダッシュボードに置かれ、運転席から前方が確認できないほど大きなサメのぬいぐるみ

今回は車内にぬいぐるみを置く際の安全な置き方や、注意すべき点について解説しました。

運転席からの視界を遮らないこと、エアバッグの作動を妨げないこと、そして走行中に動いて運転の邪魔にならないようにしっかりと固定することなど、安全なドライブのためにはいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

画像のサメは極端な例ですが、運転の妨げにならないような場所に置くことで、かわいいぬいぐるみと共に安全運転を心がけることができるでしょう。

愛らしいぬいぐるみを眺めながら運転することは、気分転換にもなり、ドライブがもっと楽しくなるはずです。

しかし、安全運転を第一に考え、適切な場所にぬいぐるみを置くようにしましょう。

愛車とぬいぐるみと一緒に、安全で楽しいカーライフをぜひ満喫してくださいね♪

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